常盤幼稚園
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常盤幼稚園 園長

常盤幼稚園 園長
荘司 妙子

本園の教育目標

 人がこの世に生をうけ、一人前になるまでには様々な喜びや挫折や悲しみがあります。幼い内はなるべく暖かい環境で人生を過ごさせたいものです。しかしその中にも小さな挫折を乗り越えていけるような忍耐力も育てたいものです。
  甘過ぎず、辛すぎない中庸の道が極めて適切な方法ではないかと思います。自由といってもおのずと制約があり、又耐える力をつけると言っても行き過ぎは禁物です。子どもの成長過程を心に留め、又個々の子どもの気持ちの持ち方にも違いをよく見極め、適切な指導を心がけなければなりません。

 
  子どもの心の成長過程を振り返ってみますと、  
 
   胎 児 期 母親が安定した、穏やかな気持ちで過ごすこと。生まれる子どもを皆で待ち望み、周囲も母親の気持ちを安定させるよう支えてあげること等、胎内にいるときも母親の心理的影響が大きいことが研究実証されております。
   乳 児 期

常にほほえみかけ、語りかけ、世話をしてくれる母の胸で安心して育てられること。この時期は基本的な信頼感が育つ時期と言われます。人生を肯定的に考える人になるか、否定的に考える人のなるか、左右されます。

   幼児前期 少しずつ母から離れて遊べるようになり、心の基地としての母の元で充分に探索行動が出来るように育てられること。この探索行動はハイハイのころから始まり少しずつ身の回りとの接触が始まります。又同時に我慢できるようにしつけられなければなりません。我慢が出来たら親も一緒に喜んであげ、誉めてあげることが大事です。
   幼児後期 大人の言うことをよく聞こうとする時期です。大人の言うことは絶対というくらい善悪の判断を身につけようとします(超自我、良心などが身につく時期です)。両親の意見がまちまちだったり、その時その時に親の言うことが違ったりすることに注意しなければなりません。この時期の善悪の概念は一生影響しますので明確なしつけが大事です。又友達とも充分に遊べ、自己主張も出来るようになって欲しいものです。この時期もまだまだ母に抱かれたり、おぶわれたりのスキンシップが大切で、それが心の支えとなり、心のよりどころとしての母の役割は大変大事となります。

 幼稚園はこのように発達しつつある3才、4才、5才の子どもを暖かく迎え入れ、更に友達同志で遊びを発展させたり、意見を出し合ったりしながら逞しく育つよう配慮する任務があります。色々な遊びを通して約束ごとやきまりを無理なく教え、集団生活の第一歩としての社会性を養います。友達と仲良くするだけでなく、自分の主張も通せる強さも欲しいものです。

 心の基地としての母親の支えがあってこそその強さが生まれます。その強さの上に友達に対する思いやりや美しいものに感じたり、やさしい心の分かる子ども、一生懸命努力する気持ちとそれを達成した時の満足感や充実感が味わえるようにとも願っております。友達とうまくいかなかったり、弟、妹が生まれたことで悩んだり、荒れたりと色々なつまづきを見せることも見られますが、そんな時暖かい目で包んでやり、それを一つずつ乗り越えてゆくことで思いやりややさしさも育つのではないかと思います。

 このように成長しつつある子ども達の心を保護者の皆様とともに大切に育てていきたいと願っております。

園長 荘司妙子